西部ゴム商組は５月25日、同組合事務所会議室で通常総会を開催した。今年度も新型コロナウイルス感染防止のため、正副理事長と専務理事の６人の実出席、議決権行使書１００人の合計１０６人が出席した。
岡浩史理事長が「今年度も新型コロナ感染防止のため、少数の役員のみの実出席と組合員各位からは書面議決により参加いただく形での総会となったことをご理解いただきたい。昨年４月以降大きな事業はことごとく中止せざる得ない状況にあったが、オンラインによる勉強会と工場見学会をそれぞれ一度ずつだが開催できたことは良かったと思っている」とし、「今秋以降はコロナも収束方向に向かうのではないかと思うので、皆さまに喜ばれる事業を計画したいと考えており、ぜひご協力をお願いしたい」と挨拶を終えた。
続いて各議案の審議に入り、第１号議案令和２年度事業報告承認の件、第２号議案令和２年度収支決算報告承認の件、第３号議案令和３年度事業計画(案)、第４号議案令和３年度収支予算案承認の件が一括審議され、原案通り可決承認された。
今年度の事業計画は、業界の改善発展を図るため、ベルト・ホース・工業用品部会人並びに、人材育成委員会、次世代経営者の会などを通じて活発な事業を展開する。
なお、20年度末の組合員数・賛助会員数の増減では、組合員はデイシーティ１社が加入し、賛助会員は前年度から変動がなかった。これにより組合員は１４２社、賛助会員は38社となり、合計で１８０社となった。
