大阪ゴム商業会は6月3日、大阪薬業健康保険組合特別会議室で令和3年度通常総会を開催した。今年度もコロナ感染防止の観点から会員52人のうち実出席は役員を含め11人、議決権行使書23人、委任状8人で開催した。
冒頭、大西健路会長が「新型コロナ感染防止のため会員の皆様にお集りいただく形での通常総会が行えず残念だ。昨年度はほとんどの行事を中止したが、コロナが一日も早く収束し、すべての行事が盛大に開催できる日が来ることを祈っている」と挨拶した。
続いて、第1号議案から第5号議案について議決権行使書を含めて審議され、すべて承認可決した。第5号議案の役員改選では、新会長に森孝裕氏(モリテック)が選出され、新副会長に糸井宏之氏(千歳商事)、加藤廣氏(西部ゴム)が選出された。新監事に大西浩太郎氏(宇都宮製作)と中川洋平氏(中川ゴム)がそれぞれ就任した。
森新会長はまず旧役員への感謝を述べるとともに、「当商業会は長い歴史を誇り来年で創立70周年を迎える。これからは時代の変化に応じた会の運営の在り方や会の存在異議も考えていかなければならないと考えている」と新会長就任のあいさつを行った。また、大西会長と大橋幸一郎副会長は相談役に、松平佳敬相談役は退任となった。
なお、例年総会後に開催する「永年勤続優良従業員表彰式」も中止となり、被表彰者41人には表彰状、記念品、粗品および大阪府と大阪市からの祝辞を添え、会社宛に送ることの旨を報告した。
2021年06月08日