TAインスツルメント・ジャパンは7月16日に、ゴム物性評価に関わるオンラインセミナーを開催する。
当日では、長岡技術科学大学の五十野善信名誉教授を招き、「フィラー充填ゴムの動的粘弾性評価(基本から考え、誤解を解く!)」と題して講演を行うほか、同社からはゴム材料や固体高分子材料の評価に同社の装置・アプリケーションを解説する。さらにコラボ企画として、映像計測技術を提供する㈱ナックイメージテクノロジーは、ハイスピードカメラによる解析についても紹介する。
プログラムは、4部構成となっている。第1部(13:00~14:30)では、五十野名誉教授による「フィラー充填ゴムの動的粘弾性評価(基本から考え、誤解を解く!)」の講演が行われる。
五十野名誉教授は、ゴム材料の面白さは弾性(エネルギー貯蔵)と粘性(エネルギー損失)をうまくバランスさせることができる点にあるとし、ゴムの動的粘弾性を評価する際に、動的弾性率の注目すべき点について基本的な事例を解説しながら、ゴム材料への理解を深めていくとしている。
2021年06月14日