横浜ゴムは6月9日、同社三重工場が、地域社会貢献活動および新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療支援の一環として、三重県に対し1日、乗用車用タイヤ40本を寄贈したと発表した。
寄贈したタイヤは、新型コロナウイルスワクチンを病院や保健所などの接種会場まで搬送する三重県の公用車に装着される。
同日、自系列タイヤショップのタイヤガーデン伊勢において感謝状贈呈式が行われ、同社の大楽貢三重工場長と、販売会社であるヨコハマタイヤジャパン三重カンパニーの前田一昇社長が出席し、三重県知事より感謝状を授与された。
同社は今回のタイヤ寄贈に加え、従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」からタイヤ交換費用を寄付している。寄贈されたタイヤの交換作業は同日、ヨコハマタイヤジャパン三重カンパニーが実施した。
同社では、今年2月に新中期経営計画「YX2023」を策定した。ESG経営においては「未来への思いやり」をスローガンとして掲げており、同社では事業活動を通じた社会課題への貢献を進めていくとしている。