ブリヂストンは６月14日、日産自動車が２０２１年５月24日に発売した商用バン「ＡＤ」の新車装着用タイヤとして、「ＲＤ―６１３スチール」および「エコピアＲ６８０」を納入すると発表した。タイヤサイズは「ＲＤ―６１３スチール」が１６５・80Ｒ13・90・88Ｎ、「エコピアＲ６８０」が１６５・80Ｒ14・91・90Ｎ。
日産自動車の「ＡＤ」は、クラストップレベルの積載性、快適な乗り心地、あらゆるビジネスシーンでの使い勝手の良さなどが好評の「ＮＶ１５０ＡＤ」の車名を変更するとともに、「アイドリングストップ」を２ＷＤに標準装備することで燃料消費率を改善するなど、一部仕様を向上した商用バンとなっている。
これまで同社は、日産自動車との長年にわたる共創を通じて、日産自動車が様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。今回、「ＡＤ」に装着される「ＲＤ―６１３スチール」および「エコピアＲ６８０」は、同社の高い技術を結集した「断トツ商品」となっている。新トレッドゴム採用により転がり抵抗の低減を図るだけでなく、内部構造の最適化により、低燃費性能と乗り心地、操縦安定性能を両立している。
同社グループは、「２０５０年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとして掲げ、中期事業計画を推進している。その中で、コア事業であるタイヤ・ゴム事業の更なる強化に向けて、新たなモビリティ・サステナビリティを見据えた「断トツ商品」の開発を積極的に進めている。同社は、今後も様々な車種の性能・魅力を最大限に引き出す新車装着タイヤの開発を通じて、安心・安全、快適で、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していくとしている。
ＲＤ―６１３スチール
エコピアＲ６８０
