カネカは6月14日、同社の「カネカ生分解性ポリマー『グリーンプラネット』」(以下、グリーンプラネット)が、JALUXのショッピングバッグに採用されたと発表した。ショッピングバッグ用途で初めての採用となり、7月1日よりJALUXが運営する空港店舗「BLUE SKY」の那覇空港店にまず導入され、今後拡大する計画となっている。
グリーンプラネットは同社が開発した100%植物由来の生分解性ポリマーで、幅広い環境下で優れた生分解性を有し、海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE」を取得しており、海洋汚染低減に貢献する。
JALUXは全国の27空港にて店舗「BLUE SKY」を運営するほか、幅広い事業を展開している。JALUXは環境に配慮した資材の取り扱いなど、サステナビリティ経営を推進する循環型社会の実現や、環境課題に取り組むことを表明し、その一環として環境負荷低減に貢献する「グリーンプラネット」を採用した。今回導入されるショッピングバッグは、従来の汎用プラスチックと同様に耐水性などの機能面において優れている。今後、同社とJALUXは、グリーンプラネットを用いたさまざまな製品の展開に取り組んでいく。
同社は「カネカは世界を健康にする。KANEKA thinks 『Wellness First』.」という考えのもと、ソリューションプロバイダーとしてグローバルに価値を提供している。今後もグリーンプラネットの展開を通じて、環境汚染問題の解決に貢献していくとしている。