樹脂ホースメーカーの十川産業はこのほど、同社のカタログ製品、オーダーメイド製品、継手類全般において21年9月1日以降納入分より価格改定を実施すると発表した。値上率は全製品 10~20%となっている。
同社製品の原料を取り巻く環境は、新型コロナウィルスワクチン普及に伴う経済回復期待による需要の拡大観測が高まる一方で増産が進んでおらず、需給バランスが逼迫し高騰している。また人手不足などを背景にした物流コストの上昇や副資材等も高騰している。このように各種コストが上昇するなか、「当社はあらゆるコスト削減に努めてきたものの、製品価格の改定を実施せざるを得ない状況となった」と価格改定に至った理由を説明した。なお、改定価格については同社担当営業スタッフより説明させていただくとしている。
2021年07月02日