TOYO TIREは7月6日、環境保護や環境保全に取り組む団体・事業とその活動を支援する目的で創設した「TOYO TIREグループ環境保護基金」の2022年度助成団体を公募すると発表した。
助成対象とする団体・事業は「公益に資する事業を計画している団体、環境保護・環境保全関連の事業活動」で、具体的には「里山・森林・緑化整備運動/生態系保護活動/水・河川環境保全活動/地域環境整備活動/リサイクル活動/環境教育・体験学習活動/啓発活動・イベント活動/研究・開発活動/その他」としている。
助成対象期間は2022年4月1日から2023年3月31日の間における1年間の事業活動で、助成金額は1団体・事業につき上限150万円、募集期間は2021年7月1日から9月30日までとなっている。
「TOYO TIREグループ環境保護基金」は、1992年、「地球及び地域社会の一員としてよりよい生活環境を実現するために貢献したい」という同社従業員の想いをかたちに表す目的で創設された。現在では同社グループ従業員の約80%が同基金に賛同し、参加している。同基金の拠出金は、マッチングギフト方式を採用しており、これまでに延べ930団体に対し、累計6億110万円(2021年6月末時点)の助成を実施してきた。
同社では、同基金を直接助成と間接助成の2つの方法で活用している。2013年より、同社が独自に選定した環境保護活動団体に対して直接の寄付と助成を行なう一方、同社拠点のある宮城県や三重県、兵庫県などでは、同社従業員が自らボランティアを行なう人的支援活動も推進している。また、2018年からは、外部助成先選考委託機関である日本フィランソロピー協会などを通じて、環境保全に関する認定NPO団体やその団体が行う事業に対し、間接的に助成を行なっている。
同社は今後も引き続き、企業市民の一員として、持続可能な社会の実現に通じる各種活動に取り組むとともに、支援を続けていくとしている。