オーサカゴムは7月12日、ゴム板(シート)及びゴム製品全般に関して、9月1日受注分より製品価格を改定すると発表した。値上げ幅は品種により異なるものの、現行価格の10~20%値上げとなっている。
製品価格改定の理由について、同社では原油価格の高騰が続く中で、ゴム原材料が大幅に値上がりしており、また主要原料においては供給不足の問題も発生している。そして国際的な原油価格の動向から、この値上がりは今後も続くと見通しとなっている。
さらにそれにつれて運賃コストも大きく値上がりしており、「こうした状況下で当社ではゴム板およびゴム製品全般に関して、今後の安定供給を目指し、生産上の収支を改善するためにも、価格改定をお願いすることにした」(同社)としている。
2021年07月14日