東部ゴム商組は5月25日、東京都港区の芝パークホテルで第33回通常総会を開催した。開会に先 立ち、東日本大震災により亡くなった人たちの冥福を祈り、参加者全員が起立して黙祷を捧げた。 総会は新發田和敏氏の司会で始まり、西山博務理事長があいさつ、出席状況が報告されたあと、 木部清敬氏が議長に選任され、議案審議に移った。
1号議案、平成22年度決算関係書類承認の件、2号議案、平成23年度の事業計画、収支予算案並 びに経費の賦課金額および徴収方法決定の件、3号議案借入金残高の最高限度決定の件(原案= 借入れを行わない)が審議されたが、いずれも原案通り満場一致で承認可決された。 任期満了に伴う役員改選が4号議案として上程されたが、選考委員会による氏名推薦方式で理事 40人および監事3人が決められ、ただちに開かれた理事会で役付理事が決まったが、理事長に西山 博務氏、副理事長に藤田耕平氏(バン工業用品㈱)、山口喜房氏(平和ゴム商工㈱)と正副理事長は 再選された。任期は2年。 新年度の事業計画は、引き続きベルトホース部会、工業用品部会の活動を通じて業界の改善発達 を図ることを方針とする。 再選された西山理事長は「本年度も新入社員向けの研修会や女性社員を対象としたセミナーなど、 大勢の人に参加いただける事業を推進していく。また、4人の新任理事がおり、今後の組合運営を盛 り上げていただきたい」などと語った。新任の理事は佐々木浩二氏(㈱五幸商事)、田口昌也氏(ミナ トゴム㈱)、羽田伊助氏(㈱有恒商会)、前田淳氏(東京ベルト㈱)。 総会終了後は、職場のメンタルヘルスをテーマに講演会が行われ、その後、懇親会が開かれた。