福島原子力発電所の事故問題もあり、新たなクリーンエネルギーの創出が課題となっているが、中部電力の協力を得て、原材料メーカーの三井化学などが国内最大規模の太陽光・風力発電所を建設、事業化を行うことで注目を集めている。 計画は、太陽光・風力発電に関する技術、製品、事業運営などで実績を有する6社(三井化学、三井物産、東亞合成、東芝、東レ、三井造船)が共同で、メガソーラーおよび風力発電事業を実践するもの。再生可能エネルギーの推進に向けてメガソーラーなどの事業展開が想定されるが、発電システムや系統連系などについて、更なる技術開発やコスト引下げ努力が必要となる。
参加各社は、今回の事業を長期間運営する過程で生じる様々なノウハウや課題情報を共有して課題解決に取り組み、再生可能エネルギーの推進を目指す。
2011年12月13日