豊田合成は8月2日、愛知県常滑市にある中部国際空港セントレアにおいて、抗菌・抗ウイルスに有効な製品を用いて、より安心・安全に利用できる空港環境を整えるための実証実験に参画すると発表した。
この試みは8月6日から3週間、中部国際空港、豊田通商、豊田中央研究所などと連携して行う。同社は、除菌に効果の高いUV―C深紫外線LEDを用いた製品としてスマートフォンやパスポートなどの小物を短時間で除菌できる「UV―C高速表面除菌装置」や、水を内部で浄化・循環して繰り返し利用することで水道が使いにくい場所で活用できるポータブル手洗いスタンド「WOSH」を、アクセスプラザやプレミアムラウンジなどに設置、空港利用者のニーズを調査する。