磐田工場の生産品目再編 ブリヂストン、多角化事業  

2021年08月03日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは8月2日、国内多角化事業の生産拠点である磐田工場の生産品目に関して再編を実施すると発表した。同社は今年2月16 日に発表した中期事業計画(2021~2023)においてグローバルすべての地域、領域を対象とした経費・コスト構造改革を進めており、今回の再編もその一環としている。
 磐田工場(静岡県磐田市)の生産品目の再編については以下の通り。事務機器用精密部品は、日本国外への生産移管を実施。生産移管先は普利司通(開平)高機能製品有限公司(中国、広東省開平市)およびブリヂストン プレシジョン モールディングフィリピン インク(BPMP)。生産移管の予定時期は2023年下期となっている。
 防振ゴムは磐田工場での生産を継続する。工場運営責任はブリヂストンからブリヂストンエラステックへ移管。移管予定年月は2022年 1月となっている。
 樹脂配管用継手はブリヂストンフローテック(BSFT)埼玉工場およびBPMPより磐田工場へ生産を集約し、新規生産を開始する。予定時期は2022年下期。工場運営責任はBSFT。

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