積水化学工業は8月4日、9月21日出荷分から塩化ビニル関連製品、ポリエチレン関連製品の価格改定を実施すると発表した。
対象製品と値上げ幅は、塩化ビニル関連製品では塩化ビニル管全般が10%以上、塩ビ継手および塩ビマスが6%以上。ポリエチレン関連製品ではポリエチレン管および継手が6%以上となっている。
今年5月、同社が製造する管材および継手の主原料である塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂の価格上昇を受け、同社は製品の価格改定を行った。しかし、その後もナフサ価格高騰は続き、主原料樹脂の価格が上昇している。同社では、引き続きコスト削減や効率化を鋭意推進しているが、自助努力の限界に達し、販売価格の改定を決定したとしている。