ダウ・ケミカル日本が支援　トモダチイニシアチブで継続

　ダウ・ケミカル日本は８月11日、公益財団法人米日カウンシルージャパンと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップ「ＴＯＭＯＤＡＣＨＩ イニシアチブ」とのパートナー提携を継続すると発表した。
　ＴＯＭＯＤＡＣＨＩ イニシアチブは、東日本大震災後の日本の復興支援として発足され、教育、文化交流、リーダーシップなどのプログラムを通じて、日米の次世代リーダーの育成を目指すもので、ダウ日本の支援は14年から８年目となる。
　世界中でダウは、「未来のイノベーター創出」をコミュニティー支援の柱の一つに据え、科学・技術・エンジニアリング・数学分野における教育支援に取り組んでいる。科学や技術の分野において次世代を担う日米のリーダー同士の交流が、さらなるイノベーションを生み出すという共通理念の下、同社は14年より同活動を通じて、主に理系分野における女性のリーダーシップ向上に貢献した。
　17年からは「ＴＯＭＯＤＡＣＨＩーＳＴＥＭ Ｒｉｃｅ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ Ｐｒｏｇｒａｍ」の主たるサポーターとして、毎年10名の理系女子大学生が５週間の米国での研修インターンシップに参加するプログラムを支援し、これまでに41 名の大学生が参加した。コロナ禍により 2020 年度は延期されたが、２０２１ 年度のプログラムの募集が開始された。ダウ日本は、「ＴＯＭＯＤＡＣＨＩ イニシアチブ」が主催する新プログラムへの支援を通じて、理工系を専攻する日本人女性の大学生に、米国人学生との文化交流や共同研究の機会を提供し続ける。
　また、ＴＯＭＯＤＡＣＨＩ イニシアチブが主催する「ＴＯＭＯＤＡＣＨＩ 女子高校生キャリアメンタリングプログラム福島」や「ＴＯＭＯＤＡＣＨＩ女子高校生キャリアメンタリング・オンライン・プログラム東北 ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ ｂｙＴＯＭＯＤＡＣＨＩ コンビニ基金」には、ダウ日本の女性社員が未来のロールモデルとして登壇する。