ヘルスケア事業は11%増収 相模ゴムの4~6月期

2021年08月16日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の22年3月期第1四半期決算は売上高は14億1300万円で前年同期比7・5%増、営業利益は3億5400万円で同38・5%増、経常利益は5億7800万円(前年同期は3900万円の損失)、四半期純利益は4億5700万円(前年同期は1億1300万円の損失)となった。
 ヘルスケア事業の売上高は10億7200万円で同11・8%増、営業利益は4億3200万円で同27・1%増となった。マレーシアではコロナウイルス対策としてマレーシア全域でロックダウンや活動制限令が発令され、マレーシア工場の生産活動が制限される中、前年同期に比べ輸出売上高が大幅に回復した。
 プラスチック製品事業の売上高は2億8800万円で同4・5%減、営業利益は2700万円で同105・5%増となった。
 プラスチック製品事業は、包装資材の使用用途に応じて販売状況に差があり、また原油価格の動向から原料価格も不透明な状況で推移した。一方、カーボンニュートラルを念頭にバイオマスを配合したプラスチックフィルムの販売を開始した。
 入浴・介護サービス及びその他の事業は、の売上高は5100万円で同1・3%減、営業損失は2000万円(前年同期は1800万円の損失)となった。

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー