朝日ラバーの2022年3月期第1四半期連結決算は、売上高が17億9700万円で同25・7%増、営業利益は7800万円、経常利益は8200万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は6100万円となった。
セグメント別に見ると、工業用ゴム事業の売上高は15億1100万円で同36・8%増、セグメント利益は1億3400万円で同2939・2%増となった。
前年同四半期に新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けていた自動車向け製品全般の売上高が回復した。
医療・衛生用ゴム事業の売上高は2億8600万円で同11・9%減、セグメント利益は2400万円で同47・6%減となった。
プレフィルドシリンジガスケット製品が、前期下期より引き続き新型コロナウイルス感染症の影響で医療診断の変化等による在庫調整の影響を受け受注が減少した。
通期の連結業績予想は前回公表から上方修正し、売上高が72億5200万円で前期比11・8%増、営業利益が3億2100万円、経常利益が3億1100万円、当期純利益が2億3600万円で同107・4%増を見込んでいる。