西川ゴム工業の22年3月期第1四半期連結決算は、売上高が222億9000万円で前年同期比41・6%増、営業利益が17億9600万円(前年同期は営業損失9億2000万円)、経常利益が19億2300万円(前年同期は経常損失10億5400万円)、四半期純利益が8億7800万円(前年同期は四半期純損失11億6300万円)となった。
地域別では、日本は自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより、売上高は117億1800万円で同65・9%増、営業利益は5億6200万円(前年同期は営業損失15億7400万円)だった。
北米は自動車生産台数が前年同期比で減少したが受注車種の影響などにより、売上高は60億9500万円で同7・9%増。一方、米国拠点の大寒波により一過性費用の発生などの影響を受け、営業損失は100万円(前年同期は営業利益1億7600万円)となった。
東アジアは自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより、売上高は34億200万円で同94・7%増、営業利益は5億1700万円(前年同期は営業損失9300万円)となった。
東南アジアは自動車生産台数が前年同期比で減少したが受注車種の影響などにより、売上高は25億9000万円で同9・6%増、営業利益は7億3100万円で同29・9%増となった。
通期の業績予想は、売上高は902億円で前期比12・4%増、営業利益は67億円で同41・5%増、経常利益は74億円で同22・9%増、当期純利益は51億円で同89・0%増を見込んでいる。
2021年08月16日