三ッ星ベルト
超高負荷駆動用タイミングベルト ギガトルクGX
三ツ星ベルト㈱は射出成形機・工作機械・プレス機械などに用いる高負荷駆動用タイミングベルトの最上位グレードである「ギガトルクGX」を開発、高機能製品「PRIMESTARS」シリーズとして発売を開始した。 新製品はハイモジュラスで柔軟性の高いカーボン心線を採用し、ゴムタイミングベルトで世界最高水準の高伝動容量と耐久性を実現。専用プーリとの組み合わせにより従来のゴムタイミングベルトでは対応できなかった油圧機器や金属チェーンを使用する領域での使用を可能にした。これにより、装置の低騒音化が図られ、コンパクト化・軽量化も可能になった。
クラレプラスチックス
排水促進導水パイプ「クラドリップ」
クラレプラスチックス㈱(佐々木讓社長)は橋の歩道部や歩道橋、屋上などに降った雨水の排水を促す排水促進導水パイプ「クラドリップ」を開発し販売している。 新製品は同社が開発し排水性舗装の排水導水パイプで高いシェアを持つ「クラドレン」で培った技術を応用した新しいタイプの導水パイプ。ファイバー(細い糸)とモノフィラメント(太い糸)を網組した独自のハイブリッド構造で、細かい砂や土、モルタルやコンクリートは通さず、雨水などの浸透水のみを排水する。またインターロッキングなどのブロック系舗装が施された歩道や橋・歩道橋、屋上緑化などの防水層上の砂・土層に設置することで、水はけの悪さによる破損を防ぐ。
ブリヂストン
路面状態判定技術を開発「CAIS」
ブリヂストンは「CAIS」コンセプトに基づいた、タイヤによる路面状態判定技術を開発した。 「CAIS」とは、タイヤの接地面の情報を収集、解析し、タイヤに新たな価値を提供する将来技術の総称で、同社では乗用車が通常走行時に路面状態を連続的に判定する技術を開発した。 新技術は、降雪などによる路面状態の急激な変化をリアルタイムに感知することが可能で、刻々と変わる路面状態に応じたタイヤトレッドの振動の特徴を車載解析装置によって数値化し、現在走っている路面を7つの状態(乾燥、半湿、湿潤、シャーベット、積雪、圧雪、凍結)に判定する。路面状態の判定結果は車内ディスプレイを介して、ドライバーへタイムリーに伝達することができる。
ショーワグローブ
天然ゴム背抜き手袋「ライトグリップ」
ショーワグローブ㈱(下田努社長)は、薄くてやわらかな使用感が特長の作業用手袋「ライトグリップ」(サイズ=S,M,L、カラー=レッド、パープル、オープン価格)を全国発売している。 現在の作業用手袋マーケットでは、手のひらに樹脂をコーティングした“背抜き手袋”が主流。新発売の「ライトグリップ」は13ゲージ・シームレス編み手袋に天然ゴムを薄くコーティングし、やわらかな使用感となっている。また、背抜き手袋の売れ筋商品でスベリ止め効果に定評のある「グリップ(ソフトタイプ)」と、同様の特殊スベリ止め加工を施しており、やわらかさやフィット感と同時に、高いスベリ止め効果も実現している。カラーはレッドとパープルの2色展開。
トヨックス
「カムロックFS継手+トヨトップNホース」など3製品
㈱トヨックス(宮村正司社長)は、折れにくくつぶれにくい「ハイブリッドトヨロンホース 」、ホース口一体型真鍮製ホース継手「トヨコネクタTC3―B」、食品原料搬送ホース&継手「カムロックFS継手+トヨトップNホース」の3商品を販売している。カムロックFSホース「ハイブリッドトヨロンホース 」は、従来のブレード構造に比べて保形性がアップし、従来の問題点であったホースの折れやつぶれを少なくした。またホース口一体型真鍮製ホース継手「トヨコネクタTC3―B」は、従来品に比べてさらに組み込みやすく、ホースとの接続が短時間で可能。さらに食品原料搬送専用ホース&継手「カムロックFS継手+トヨトップN-1Fホース」は、継手の挿入がしやすく、専用クランプで漏れ、抜けを防止する。
アネスト岩田
液 体塗布用小形自動スプレ ーガン「TOF―5B・ 6Bシリーズ」
アネスト岩田㈱(壷田貴弘社長)は、 2005年から発売の液 体塗布用小形自動スプレ ーガン「TOF(トフ) シリーズ」をモデルチェ ンジし「TOF―5B・ 6Bシリーズ」として発売した。 TOF新シリーズは 塗装用スプレーガンの霧化技術を用いた、仕上が り重視の自動ガン。小形 コンパクトな形状で、大 (フラット)から小(ラ ウンド)パターンに調整 可能であり、平吹き専 用、丸吹き専用により全 4タイプ16機種と豊富なバリエーションをラインアップ。 また水、離型剤・塗型剤や潤滑油などの各種油類、接着剤、消臭剤、薬液剤などの液体を効果的に塗布する最適なスプレーガンでもある。
ハバジット日本
次世代型食品用コンベヤベルトクリーンドライブ
ハバジット クリーンドライブハバジット日本は新製品ハバジット クリーンドライブを発売した。新製品は食品工場における衛生管理で極めて重要な洗浄性をテーマに開発された、ポジティブドライブ方式による次世代型食品用ベルト。食肉やシーフード加工、冷凍食品、惣菜等、水や油を使用する食品加工工程での使用が見込まれており、繰り返し洗浄が必要な用途に最適となっている。 歯ピッチは 26・8㍉(1インチ)と50・5㍉(2インチ)の2種類をラインナップ。 同製品の特徴のひとつがHACCP対応の高い衛生基準を満たすベルト構造。耐加水分解および耐磨耗に優れた熱可塑性ポリウレタンを主原料としており、苛酷な繰り返し洗浄にも劣化しない。
モリセイ
三次元断面積み木「博士のIQデザインパズル」
㈱モリセイ(毛利隆社長)は、長年培ってきたゴム製品のモノづくりの一環として、シリコンゴム素材の幾何学積み木「博士のIQデザインパズル」を製造、販売を開始した。 同製品は、昨今中学受験に頻出し、合否の鍵を握るといわれている難問「立体切断問題」を克服するために開発された特許製品。全ての角度が45度、22・5度で切ってあるため、二等辺三角形切断、正三角形切断、ひし形切断、五角形切断、正六角形切断が作れ、立体切断で現れる幾何学形状の美しい模様も楽しめる。また遊びながら立体把握IQを鍛えることができる。定価は3980円(税込)、インターネットのアマゾンで販売している。