タイガースポリマーの22年3月期第1四半期決算は、売上高が92億2000万円で前年同期比4・4%増、営業利益は2億2700万円で同41・8%増、経常利益は2億8800万円で同36・6%増、四半期純利益は2800万円で同53・0%減となった。
セグメント別では、日本の売上高は50億5300万円で同2・7%増となった。セグメント利益は2億3100万円で同139・8%増となった。自動車部品の販売は減少したものの、産業用ホース・家電用ホース・ゴムシートの販売が増加した。また、ロイヤリティー収入が増加した影響もあり、増収増益となった。
米州の売上高は30億1600万円で同2・2%減、セグメント損失は1億3500万円(前年同期は1200万円のセグメント損失)となった。米国は自動車部品は、販売が減少したことに加えて労務費が増加し、減収減益となった。産業用ホースは販売が増加し増収増益。メキシコは、自動車部品の販売が減少したことに加えて諸経費が増加し減収減益となった。
東南アジアの売上高は7億1100万円で同2・0%減、セグメント利益は5600万円で同6・7%減となった。
タイは、自動車部品の米州向け販売が増加したが国内販売が減少し、減収減益となった。マレーシアでは、家電用ホースの販売は減少したが円安による為替換算上の影響があり、微増収微増益となった。
中国の売上高は13億2100万円で同66・1%増、セグメント利益は6300万円(前年同期は100万円のセグメント損失)となった。杭州は、自動車部品・家電用ホースともに販売が増加し増収増益。広州でも自動車部品の販売増加や利益率の改善により増収増益となった。
2021年08月16日