■ 夏季トップインタビュー
新事業創出をさらに推し進める
バンドー化学 吉井満隆社長
「足元はアジアを中心に海外拠点における事業活動が好調に推移し、売上収益はほぼコロナ前の水準に戻った」と語るバンドー化学の吉井満隆社長。第1四半期の業績や事業別の状況、中計の一丁目1番地である「新事業の創出」の進捗状況などを吉井社長に聞いた。
◆21年度第1四半期業績について。
売上収益は230億1600万円で前年同期比32・3%増、コア営業利益は21億6600万円で前年同期比約26倍、営業利益は23億2800万円で前年同期比約27倍となった。売上収益はコロナ前の水準に戻すことができ、また、原価低減活動の成果、経費削減や製品ミックスが改善したこともあり、利益面はコロナ前よりも良化することができた。
◆国内・海外拠点の状況は。
21年度第1四半期の国内売上は前年
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