東北工業用ゴム製品卸商業組合(秋保幸男理事長)は、5月23日、仙台市の卸町会館で第32回通常総会を開催した。前年会場である仙台サンプラザが被災したため、今年度は同会場に変更となった。
通常総会には組合員数
31社中、26社(内委任状7社)が出席、平成22年度事業報告、同年度財産目録、貸借対照表、損益計算書、剰余金処分及び監査報告の件、平成23年度事業計画案同収支予算案承認の件、同年度経費の賦課割合、徴収方法決定の件、同年度借入金最高限度額決定の件を主要議題に審議、いずれも原案通り可決承認された。
同商組会員に新たにバン工業用品㈱仙台営業所が加入、橘工業㈱郡山支社(福島)、TRIホース販売㈱仙台営業所(宮城)の2社が脱会し、正会員は30社となった。キクニ㈱が新年度より入会予定。総会に先立ち、3月11日に発生した東日本大震災で被災された方のご冥福を祈り黙祷を捧げた。
あいさつに立った秋保幸男理事長は、「東日本大震災で東北が壊滅状態となり、復興には時間がかかる。被災した組合員、賛助会員の皆様へお見舞いを申し上げるとともに、命を落とされた多くの方々へご冥福をお祈り申し上げる。また、心温まる激励や見舞い、義捐金を頂戴しており、この場をお借りしてお礼申し上げる」と述べた。
また、組合員である㈱植松商会が復興支援として作成したステッカーが紹介された。一口(500枚・5万円)から申込み可能。スッテカーの収益は全額復興義援金として公の機関に寄付される。詳細は植松商会022―232―5171まで。