ブリヂストンは8月25日、トヨタ自動車が7月に発表した新型「アクア」の新車装着用タイヤとして、「エコピアEP150」を納入すると発表した。タイヤサイズは175・70R14・084S、185・65R15・088S、195・55R16・087V。
新型「アクア」は、世界トップクラスの低燃費性能を誇るトヨタ自動車のハイブリッドカーで、電動車らしい軽快で上質な走りと高い環境性能を両立した車となっている。また、クルマを骨格から変えて基本性能と商品力を大幅に向上させるプラットフォーム「TNGA」(Toyota New Global Architecture)が採用され、乗り心地も向上している。
これまで同社は、トヨタ自動車との長年にわたる共創を通じて、トヨタ自動車が様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。今回、新型「アクア」に装着される「エコピアEP150」は、サステナビリティ、モビリティの進化を見据えた同社の「断トツ商品」の一つで、トレッドゴムとタイヤ骨格部に転がり抵抗を低減する材料を採用することで、新型「アクア」の低燃費性能の向上に貢献している。さらに接地形状とパタン配置を最適化することにより、高い静粛性と運動性能の両立も実現している。
同社グループは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとして掲げ、中期事業計画(2021―2023)を推進している。その中で、コア事業であるタイヤ事業の更なる強化に向けて、EV向けタイヤなど、サステナビリティ、モビリティの進化を見据えた「断トツ商品」の開発を積極的に進めている。同社は、今後も様々な車種の性能・魅力を最大限に引き出す新車装着タイヤの開発を通じて、安心・安全で快適な、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していくとしている。