付加価値の高いモノ作り実現 北米に次ぐ第2の海外自社工場
中倉健二社長のスピーチ
本日新工場の竣工を祝えることができ、大変うれしく喜んでおります。
東日本大震災で当グループの生産拠点も被災し、大変な心配をおかけした。
1日でも早く生産を再開し、お客様にタイヤを届けようとあらゆる努力をしてきた。おかげさまで震災の影響を最小限に抑えることができ、奮起一転リカバリーを始めております。
昨年この地で約束した 新工場の建設を思いもかけない試練にみわまれながらも、この計画を遅滞することなく、晴れてここに無事に竣工できることを非常に考え深く思っております。真にありがとうございました。
当社では2003年に中国における販売会社として、東洋タイヤ上海を設立しておりますが、中国での生産供給体制を構築する構想を2009年に立て、本日ようやく、北米工場に次ぐ2番目の海外自社工場が完成しました。
ここ数年で自動車産業地図は大きく変わり、中国は世界的にも最大の成長市場として注目を浴びている。中国での成功がビジネスの成功のカギを握っているといっても過言ではございません。
中国への生産拠点は最後発だが、他社にはない付加価値の高いモノづくりをこの工場で実現する。
ここから東洋ゴムの新しい歴史が拓かれ、紡がれていくと信じている。
今後ともよろしくご支援を頂けますようお願い申し上げます。