日本ゴム産業労働組合連合(石塚宏幸中央執行委員長)は9月2日、兵庫県神戸市の「ホテルクラウンパレス神戸」で第17期2021年定期大会をオンラインで開催した。
第17期の主な運動方針は、雇用といのちを守るとりくみでは、類似災害防止に向けて、休業災害速報および対策報告書の展開を行い、前期実施した発信情報データベースの充実を図るとともに加盟単組の周知を行う事などに重点を置くことを採決した。「速報は少しでも早く単組に展開し、ホームページには最新情報を公開することで、いち早く情報が伝わる仕組みを作っていく」(石塚中央執行委員長)。
生活を守るとりくみでは、再雇用制度の課題を把握し、処遇や労働環境の改善を進めるとともに、定年年齢の延長・定年制廃止に関する社会動向の把握と高年齢者雇用に対する産別としての方向性を示す事などに重点を置くことを採決した。
組織機能の強化では、ゴム連合ホームページの利用を促進するため、リニューアルを行い、わかりやすく、活用しやすいページを目指し、情報宣伝活動の充実を図る。
冒頭、あいさつに立った石塚中央執行委員長は、ゴム連合が取り巻く環境とゴム連合の活動の2点について現状や課題を報告した。
1つ目の取り巻く環境については「ゴム産業は新型コロナウイルスの感染拡大による影響から回復しつつあるが、コロナ禍により私たちの働き方は変化し続けている。加盟単組の皆様が変化に対応できるように、様々な情報をリアルタイムで提供していかなければならない」と話した。
2つ目のゴム連合の活動に関しては「新型コロナの感染拡大がゴム連合の活動に
2021年09月03日