豊田合成は8月27日、ウイルスや細菌の除去に有効なUV―C(深紫外線)LEDを用いた高速表面除菌装置の販売を2021年11月に開始すると発表した。同製品の予約受付は9月1日から同社ウェブサイトにて開始予定。
同社は、昨今の感染予防意識の高まりを受け、空気や物の表面などを除菌する各種製品の販売を進めている。今回発売する製品は集光してスマートフォンなどに照射することで、投入後7秒(世界最速レベル)で上下両面のウイルスや細菌を99・9%以上除去する。飲食店やホテル、オフィス、病院といった様々な施設において、入場時や接客時に、身の回りの小物などを短時間で手軽に除菌可能で、衛生環境の向上に活用できる。
今後も同社は、健康で安全な社会の実現に貢献していくとしている。