ファインケミカル商社特集 白石カルシウム ここ数年の種まき活動が実を結ぶ 中国材料の取り扱いを拡充

2021年09月13日

ゴムタイムス社

 白石カルシウム(大阪市北区、白石恒裕社長)の21年度(4~7月)売上は計画を上回って推移している。同社は昨年4月に組織変更を実施し、国内営業本部、海外営業グループ、食品アグリ資材グループの3グループ体制としているが、21年度の国内営業本部は売上・利益とも前年同期に比べてかなり回復し、コロナ前の水準を若干上回る。海外営業グループもコロナで落ち込んだ輸出が急回復した。食品アグリは今期も堅調な流れで推移している。

 海外拠点を見ると、中国は商社部門(白石カルシウム上海国際貿易有限公司)は計画通りに進捗するほか、ゴム練り部門の上海東武橡胶中心有限公司もコロナで落ち込んだ需要も戻っている。

 タイも好調だ。主力の日系の自動車関連に加え、「今後は

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