ファインケミカル商社特集 加藤産商 売上はコロナ前水準で着地見込む 中国でゴム練りの新工場が8月より稼働

2021年09月13日

ゴムタイムス社

 加藤産商(東京都中央区、加藤達男社長)の21年9月期(20年10~21年7月)の現況は、前期(20年9月期)の売上を上回っており、コロナ発生前の前々期(19年9月期)並みで着地する見込みとなっている。

 国内は主要需要先である自動車関連が順調に伸びている。また、家電分野も在宅勤務やリモートワークが増え、パソコンや周辺機器が動いており、電子部品の需要も拡大。自動車以外の分野の伸びも売上を支えている。

 一方、原料供給が輸入品を中心に一部停滞。需給は非常にタイトな状況が続いており、「営業部門は相当品による対応を含めお客様にご迷惑をかけないよう、引き続き原料の安定供給に向け尽力していく」(同社)。

 海外拠点をみると、

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