サステナレポートを発行 TOYO TIRE

2021年09月15日

ゴムタイムス社

 TOYO TIREは9月13日、同社グループがめざすサステナビリティの方向性、また、関連する主な取り組みをとりまとめた年次報告書「サステナビリティレポート2021」を発行したと発表した。

 同社は今年2月に新中期経営計画「中計’21」を発表し、サステナビリティ経営の強化を掲げ、同年4月には経営会議の下に「サステナビリティ委員会」を新たに設置し、推進体制を整えた。

 同社社長を委員長とする同委員会では、同社グループが取り組むべきサステナビリティについて、事業を通じて社会に創出していく価値、それらを創出するための基盤、事業活動を進めるうえで備えておくべき基盤、リスクと機会などの観点から議論を重ね、同社グループが優先すべき重要課題を7項目に特定、マテリアリティとして明確化した。同社はマテリアリティを同社の理念と接続しており、今後、サステナビリティと事業経営の統合を図っていくとしている。

 今回、このような流れのなか、CSRの概念をサステナビリティという言葉に包含することから、これまでの「CSRレポート」を今回より「サステナビリティレポート」へと改称し、さまざまな取り組みを報告する。

 同報告書では、同社グループのサステナビリティへの考え方、コロナ禍における事業継続への取り組み、2020年度の活動報告を中心に紹介している。同社グループの企業活動を正しく評価できるよう、国際的なガイドラインであるGRIスタンダードに基づいた編集により、報告内容の品質確保、信頼性の担保を図っている。

 同社グループでは、日本語と英語で、同社のサステナビリティに関連する活動の概要報告を行なっている。同社は今後も、ホームページ内サステナビリティページにて、サステナビリティ活動情報を随時発信、更新していく予定としている。なお、英語版は10月末公開予定となっている。

 

「Sustainability Report」 内容

「サステナビリティレポート2021」 内容

「Sustainability Report」表紙

「サステナビリティレポート2021」表紙

 

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー