東部ゴム商組はこのほど、第6回工業用品流通動態調査を発表した。同組合では、ベルトホース部会が1982年からベルト・ホース流通動態調査を実施している。一方、工業用品部会で扱うゴムシート/マットや成形品、押出品などは商品の種類や材料・製法が多岐にわたり、分類の区分けが難しく、調査実施が難しいとされてきたが、部会員の努力の積み重ねにより、2016年より工業用品流通動態調査が実施されている。
調査対象企業は工業用品部会員企業39社と同部会員選定の組合員企業20社の計59社に依頼。調査期間は20年4月~21年3月の1年間で、回答率は83%(49社)となっている。
設問内容に関しては、ゴムシート/マット、切削/打抜品、成形品、押出品、ロール品、ライニング・引布、その他の製法別に分類し、売上や市場価格、販売上の問題点など12の設問に対しそれぞれ回答を求めた。
〈前年度(4~3月)の売上高〉
売上高は第4回までの調査では、中位回答の「95~105%未満」が全7分類で
2021年09月21日