TOYO TIREは9月22日、同社および米国タイヤ販売子会社トーヨータイヤU.S.A(以下、TTC)が、9月14日から19日の6日間、メキシコで開催されたオフロードレース「第2回SCORE BAJA 400(バハ400)」において、同社製オフロードタイヤ「オープンカントリーM/T―R」を供給、サポートしたブライス・メンジス選手チームが総合優勝、ジェイソン・マクネール選手がTrophy Truck Spec部門でクラス優勝を果たしたと発表した。
バハ400は、2019年、SCOREインターナショナルが「SCORE World Desert Championship」(全4戦)の第3戦として新設した全行程400マイル(約644km)のレースで、起伏に富んだ砂漠地帯や岩場の多い山岳地帯をノンストップで走る、世界で最も過酷なオフロードレースのひとつとなる。その厳しい環境を走り抜くうえで、同社製タイヤ「オープンカントリーM/T―R」が優れた耐久性とパフォーマンスを発揮した。ブライス・メンジス選手は、エラーもペナルティもなく8時間26分59秒のタイムで完走し、バハ400総合優勝を果たした。2021年SCOREシリーズ初戦「SCORE San Felipe 250」に次いで、今年2度目の総合優勝となる。
ブライス・メンジス選手はレースを振り返って、「今年のコースは、今までバハの地でレースをしたなかでも、最もテクニカルなコースの一つだった。400マイルの間にいくつものコーナーやさまざまな地形を通過するため、一日中全力を尽くす必要があった」とコメントしている。次のレースでも、さらなる活躍が期待される。
同社およびTTCは、今年11月15日から20日に開催される、SCOREシリーズの最終戦「SCORE BAJA 1000」においても、「オープンカントリー」シリーズを供給し、選手たちの挑戦をサポートする予定となっている。
同社は今後も、オフロードレースへの参戦などから得た知見を生かして、ピックアップトラック/SUV用タイヤ市場における独自の強みを持った商品展開を図っていくとしている。