GfKジャパンは9月27日、2021年8月の自動車タイヤの販売速報を発表した。それによると、2021年8月のタイヤ販売本数は前年比3%減となった。特に店頭では同6%減と落ち込んだ一方、インターネットでは同1%増とわずかながら前年を上回った。
サイズ別の販売動向をみると、最も販売本数の多い155/65/14はインターネットでの販売急増により本数前年比14%と好調に推移した。 店頭では185/60/15、インターネットでは165/55/15が前年同月から大きく伸長した。タイヤ全体の税抜き平均価格は9052円と前年同月から3%下落し、店頭、インターネットともに同じ傾向であった。この結果、金額前年比は6%減となり、店頭では8%減、インターネットでは3%減とそれぞれマイナス成長となった。