東レ・カーボンマジックは９月28日、同社と東京アールアンドデー（東京Ｒ＆Ｄ）は、未来の移動手段として「空」と「宙」の利活用が拡がる可能性を見据え、ドローン・エアモビリティ・宇宙飛行の分野で、顧客の製品にマルチマテリアル技術の進化、軽量化技術と空力デザインの深化、電動化技術の真価を総合的に提案するコンソーシアム「Ｔｈｉｎｋｃａｒ」を設立したと発表した。
同社はレーシングカー開発で培ったコンポジット技術を駆使し、これまで航空機などエアモビリティ開発の機体軽量化設計、製造に取り組んできた。さらに、長年、自動車の先行開発に深く携わってきた東京Ｒ＆Ｄのデザインやパッケージング、ＥＶ・ＦＣＶに関する開発力を融合させ、ドローン・エアモビリティ・宇宙開発に求められる軽量化・電動化など総合的にソリューション提案ができる体制を構築した。
同社は、両社が得意とする短期一貫の開発力で、顧客と共に未来を創造し、持続可能な社会創出に貢献していくとしている。
「Ｔｈｉｎｋｃａｒ」を設立
「Ｔｈｉｎｋｃａｒ」ロゴ
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