ゴム・樹脂ホース特集 ユーシー産業 換気関連製品の受注が拡大 下期は家電向けや住宅向けに期待

2021年10月11日

ゴムタイムス社

 フレキシブルホース・パイプ専業メーカーのユーシー産業(大阪市中央区、永吉昭二社長)の21年12月期上半期(1~6月)は前年同期比110%となり、コロナ前の前々年度を上回る水準で進捗している。また、下半期も「月によって売上は増減しているが、1~8月の累計売上は前年同期比108%を維持している」(永吉社長)と捉えている。

 製品別にみると、換気関連製品の受注は前年同期比4割増と好調だ。コロナ感染防止対策として「換気」に注目が集まるなか、空調機器用換気管の受注は前年同期に比べて40%拡大。換気関連の販売増加が上半期の売上の増加に寄与した。

 空調設備工事関連では、空調機器用ドレンホース、空調施工用部材とも前年の落ち込みから回復し、今期は順調な販売を示している。
 排水部材・フリーパイプ関連も堅調に推移する。前期からの継続物件や鉄道向けの補修物件なども

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