プラス・テク(茨城県稲敷郡、峰重克己社長)の成形品事業の今期(21年4~8月)の需要動向は前年同期を上回って推移する。成形品事業のうち、ホース部門は昨年の10月以降回復基調に転じ、今期も堅調さを維持するものの、コロナ前の水準をやや下回る状況にあるという。
ホース部門では、コロナ禍で営業活動が制限される影響もあり、汎用品については本格回復には至っていない。一方、特定ユーザー向けの特注品は汎用品に比べて需要回復は早い。製品ごとにみると、単管ホースが前年度よりも良好な動きを示している。
止水板の需要は安定している。ただ、競合企業との価格競争が熾烈なことから、同社は4月に