ピレリは9月21日、ピレリとランボルギーニ・カウンタックのパートナーシップが50周年を迎えると発表した。
ピレリタイヤは、1971年のオリジナルから112台限定の新しいLPI 800―4までのランボルギーニ・カウンタックのすべてのモデルに搭載され、ランボルギーニとの50年に及ぶ技術的パートナーシップを築いてきた。
半世紀以上続くこのコラボレーションを記念して、ランボルギーニはアヴェンタドールの特別バージョン、ランボルギーニ・アヴェンタドール LP 700―4ピレリエディションを製作した。SUVのウルス用スコーピオンから、クーペ、スパイダー、ロードスター用のP ZeroやP Zero Corsaまで、同社はランボルギーニ専用のタイヤを開発するという使命を果たしながら、現在も成長を続けている。
同社のモータースポーツのノウハウと、世界のトップカーメーカーとの継続的なコラボレーションの融合により、ウルトラ・ハイパフォーマンス(UHP)タイヤとしてピレリP Zeroが誕生、さらに、サーキットでのパフォーマンスを求めるドライバーのために、P Zero Corsaがオプションとして用意された。モータースポーツ技術の粋を結集した同タイヤは、公道とサーキットの両方で使用することができる。また、デュアルコンパウンドのトレッドと非対称デザインにより、サーキットでの高速走行に必要なグリップ力とトラクションを適切にバランスさせている。さらに、装着された車両が生み出す高い熱力学的ストレスにも強い耐性を持っている。
2021年型ランボルギーニ・カウンタックは、最高出力814馬力、最高速度355km/hを誇るハイブリッド・スーパーカーであり、同社は、車両の性能をはじめ、安全性、コントロール性、ハンドリング性を向上させるために開発されたP Zeroタイヤ(サイズは前輪255・30R20、後輪355・25R21)をこの新モデルに装着した。