ブリヂストンは10月1日、日産自動車が2021年8月17日に発売したプレミアムコンパクトカー「ノートオーラ」の新車装着用タイヤとして、「トランザT005A」を納入すると発表した。タイヤサイズは205・50R17・89V。
日産自動車の新型車「ノートオーラ」は、外装、内装の細部に至るまで「上質」にこだわり、さらに全車に出力やトルクを向上させ進化した第2世代「e―POWER」を搭載した、電気の走りと上質さをまとったプレミアムコンパクトカーとなっている。
これまで同社は、日産自動車との長年にわたる共創を通じて、日産自動車が様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。今回、「ノートオーラ」に装着される「トランザT005A」は、サステナビリティ、モビリティの進化を見据えた、同社の「断トツ商品」の一つで、トレッドゴムとタイヤ骨格部に転がり抵抗を低減する材料を採用することで、低燃費性能を向上している。さらに、接地形状とパタン配置を最適化することにより、「ノートオーラ」の上質な乗り心地に貢献している。
同社グループは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとして掲げ、中期事業計画(2021―2023)を実行している。その中で、コア事業であるタイヤ事業の更なる強化に向けて、EV向けタイヤなど、サステナビリティ、モビリティの進化を見据えた「断トツ商品」の開発を積極的に進めている。同社は、今後も様々な車種の性能・魅力を最大限に引き出す新車装着タイヤの開発を通じて、安心・安全で快適な、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していくとしている。