ブリヂストンは10月4日、トヨタ自動車が2021年9月に発表した新型コンパクトSUV「カローラクロス」の新車装着用タイヤとして、「アレンザ001」を納入すると発表した。タイヤサイズは215・60R17・96H。
新型車「カローラクロス」は、「新空間・新感覚COROLLA」を開発コンセプトに、広い室内空間や高いユーティリティに加え、力強い走りと低燃費を両立したカローラシリーズ初のSUVで、クルマを骨格から変えて基本性能と商品力を大幅に向上させるプラットフォーム「TNGA」(Toyota New Global Architecture)が採用され、上質な走りを提供している。
これまで同社は、トヨタ自動車との長年にわたる共創を通じて、トヨタ自動車が様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。「アレンザ」は、オンロード領域のプレミアムSUVタイヤブランドで、今回新型車「カローラクロス」に装着される「アレンザ001」は同社の「断トツ商品」の一つとなっている。最新のパタン技術と、最新の転がり抵抗低減技術を搭載したトレッドゴムを採用することで、高い運動性能と低燃費性能の両立を実現している。
同社グループは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとして掲げ、中期事業計画(2021―2023)を実行している。その中で、コア事業であるタイヤ事業の更なる強化に向けて、プレミアムビジネス戦略を推進し、その中核として、「断トツ商品戦略強化」を進めている。同社グループは、今後も様々な車種の性能・魅力を最大限に引き出す新車装着タイヤの開発を通じて、安心・安全で快適な、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していくとしている。