三井化学は10月11日、「三井化学レポート2021」を発行したと発表した。
同レポートは、機関投資家をはじめとするステークホルダーとの質の高い対話を行うためのコミュニケーションツールとして発行しており、同社グループの推進する戦略や実績を財務/非財務両面から統合的かつ分かりやすく報告している。
同社は新型コロナウイルス感染症の拡大をはじめとした内外の大きな事業環境の変化を受け、2020年度に長期経営計画「VISION 2025」の見直しを行い、新たに長期経営計画「VISION 2030」を策定するとともに、目指すべき企業グループ像および未来社会の姿、そしてそれらを実現するためのマテリアリティの改定などを行った。
同レポートでは、「VISION 2025」の振り返りとともに、「VISION 2030」で同社グループが実現を目指す社会とその道筋について説明している。
具体的には、今年6月に発表した長期経営計画「VISION 2030」について、社長メッセージおよび特集ページで説明している。「VISION 2025」の振り返りに始まり、新たに策定した「VISION 2030」の紹介では、同社グループが目指す未来社会実現のために見直した、経営ビジョンやマテリアリティ、内外環境分析により抽出した課題から策定した基本戦略を解説している。
また、各事業部におけるESG経営への取り組み状況を紹介している。足元の取り組み状況や今後の拡大に向けた取り組みを、定性的、定量的に説明している。