ニッタ(大阪市浪速区、石切山靖順社長)のベルト部門の今期(21年4~8月)の販売は、コロナの影響で落ち込んだ前年同期に比べると2ケタ増収で推移している。需要動向に関しては、「前期は秋口に若干回復した時期もあったが、持続しなかった。今期は春先からここまで回復基調が継続している」(工業資材事業部ベルト事業グループ営業部長中路国弘氏)と回復を実感している。
回復している需要先では、食品分野は内食、中食、冷食業界とも設備投資の動きがあり、これら設備に使われるベルトは堅調に推移している。
物流分野は、EC関連業界で配送センターを新設する計画が継続しており、既存拠点の改造案件とともに、高いレベルで