葛飾ゴム工業会がブース出展 ゴムの型抜き加工など体験 

2021年10月17日

ゴムタイムス社

ブースの様子

 葛飾ゴム工業会(武者英之会長)は10月16日~17日、テクノプラザかつしかで開催された「第37回葛飾区産業フェア(工業・商業・観光展)」にブースを出展した。同フェアへの出展参加を目的に創設した同工業会は第1回目からブースを構えている。昨年はコロナ感染拡大の影響から産業フェアが中止となった。2年ぶりの出展となった今回はゴムの型抜き加工ができる体験会や輪ゴムで作るラバーハンドボールを展示した。物販として会員企業から精工パッキングが小物入れ「ポレット」や今年8月に発売したマスクストレス解消アイテム「りっぷるん」を販売し、ウッドヴァリは長靴を販売した。

 ゴムの型抜き加工では、会員企業が提供した型抜き機械とゴム素材を使って、オリンピックのピクトグラム(車いすテニス、柔道、水泳)の型抜き加工を体験した。ピクトグラムは、葛飾区にゆかりのある柔道のウルフアロン選手、水泳の渡部香生子・松元克央選手、車いすテニスの荒井大輔選手が出場した3種目を選定した。

型抜き加工体験

 また、ブースでは同工業会が今年度の勉強会のテーマ「SDGsとゴム産業」の成果をパネルで展示した。武者会長は「産業フェアが始まる受け皿として創設されたのが当会の成り立ちなので、産業フェア出展が最も重要な活動になる。今期はSDGsでも温暖化に標準を絞ったテーマで勉強会を行った。来場者や会員企業の関心を見ながら来期のテーマを検討したい。SDGsでは海洋プラスチックゴミ問題やBCP対応などの様々なアイデアが会員企業から出ている」と語った。

型抜き機械を使ってできるピクトグラム

パネルを使って勉強会の成果を紹介した

15キロ程度に成長したラバーボール

ラバーボールに輪ゴムをまいている男の子

 

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