シージーエスターは10月20日、可塑剤製品の生産体制合理化を行うことを決定したと発表した。現状の年産12万トン体制から、2022年5月初旬をもって市原工場(千葉県市原市)の設備能力を2万t削減し、合計10万t体制とする。
現在のフタル酸系可塑剤の市場は会社設立時と比較しておよそ半減となっており、今後も大きな伸びは期待できない。このため、過剰な設備を削減し、当該設備で生産していた製品の水島工場(岡山県倉敷市)への生産集約を行うことにした。それに伴い一部の製品につき生産を中止することを決定した。
2021年10月21日