研究開発提案型企業として顧客と社会のニーズに応えるシンコー技研はこのほど、イオウ化合物用ブルーム防止剤「ブルーム・ストッパーSSR」を開発し、販売を開始した。
開発背景として、加硫ゴム製品は規格や外観ともに一段と厳しくなっている。また配合や加工条件に注意する必要性が高まっている現状がある。 そのような環境下、同社はゴムの不良のひとつであるブルーム(粉吹き)現象に着目。ブルーム現象は環境により、ゴム製品に大きく影響され、基礎配合に安全を期す必要があるため、今回のブルーム・ストッパーSSRの開発に至った。