三井化学は10月28日、九州大学のカーボンニュートラル・エネルギー国際研究所「i2CNER、(アイスナー)」(福岡県福岡市)に「三井化学カーボンニュートラル研究センター(MCI―CNRC)を設置したのに伴い、同大と組織対応型連携契約を締結したと発表した。同日九州大学で開かれた記者会見で三井化学の橋本修社長は「当社の歴史を紐解くと、大牟田の地で産声を上げた石炭化学にさかのぼる。大牟田工場は有機合成技術開発の拠点であり、現在も差別化製品の基幹工場として稼働している。また、九州大学からは優秀な人材が当社に毎年入社し、グローバルで活躍している。このような強い結びつきがある九州大学と組織対応型連携契約を締結できたことは喜ばしい」と述べた。
同社は昨年11 月の2050年カーボンニュートラル宣言
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