豊田合成は10月28日、統合報告書「豊田合成レポート2021」を発刊した。同報告書は、株主・投資家をはじめとするステークホルダーに事業活動全般を伝えるために毎年発行しており、中期経営計画に基づく諸施策やESG(環境・社会・ガバナンス)活動、財務情報などを紹介している。
今年度は、将来の事業成⾧に向けた同社の取り組みを一層理解してもらうための特集として、「ゴム/樹脂の専門メーカーとして培った知見を活かした、カーボンニュートラル戦略」「事業領域別の成⾧戦略(自動車事業・新領域)」「モノづくり革新戦略」を紹介している。
また、ESGについても内容の充実を図り、循環型社会の構築に向けた中⾧期での廃棄物の低減シナリオや、デジタル技術で業務の効率化などを進めるDX人材の育成方針などを新たに掲載している。
同社は、今後も持続可能な社会の実現に貢献すると共に、積極的な情報開示に努めていくとしている。