フコクの22年3月期第2四半期連結決算は、売上高が366億5000万円、営業利益は18億2000万円(前年同期は営業損失8億9900万円)、経常利益は21億2500万円(前年同期は経常損失5億2500万円)、四半期純利益は16億1100万円(前年同期は純損失4億5100万円)となった。
セグメント別では、機能品事業の売上高は165億3100万円で同36・7%増、セグメント利益は19億9600万円で同388・7%増となった。売上増加に加え、生産合理化、経費削減等の体質改善が寄与した。
防振事業の売上高は139億3700万円で同29・3%増、セグメント利益は8億2100万円で同783・6%増となった。
ホース事業の売上高は23億5000万円で同38・4%増、セグメント利益は1億200万円となった。(前年同期は5100万円の損失)。このほか、金属加工事業は金具鋼材費の上昇や体質改善の遅れにより、、売上高は26億8200万円で同2・8%減、損益面では、4300万円の損失となった(前年同期は2億2600万円の損失)。
産業機器事業の売上高は同10・8%増の14億7400万円、セグメント利益は売上の増加に伴い、2億8600万円で同191・9%増となった。
通期業績については、売上高が730億円、 営業利益が37億2000万円、経常利益が39億円、当期純利益が24億5000万円を見込んでいる。