宇部興産は11月２日、２０２２年３月期第２四半期決算発表会を電話会議方式で開き、藤井正幸常務執行役員ＣＦＯが説明した。
２０２２年３月期第２四半期売上高は３０６６億８５００万円、営業利益は１９０億８８００万円で同４５９・８％増、経常利益は１７８億９７００万円（前年同期は15億２０００万円の利益）、四半期純利益は95億４６００万円（前年同期は２億７２００万円の利益）となった。なお、「収益認識に関する会計基準」等を第１四半期連結会計期間の期首から適用しており、22年３月期第２四半期に係る各数値は、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、売上高対前年同四半期増減率は記載していない。
セグメントのうち、化学の売上高は１５７３億円で同44・１％増、営業利益は１４５億円（前年同期は25億円の損失）となり、増収増益となった。
化学が大幅な増収増益となった要因について藤井氏は「ナイロン・ファイン事業を始め
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