ニッタは11月1日、チューブ型ケミカルフィルタ「Tubescleaner(チューブスクリーナー)」の販売を開始すると発表した。
同社では従来より、気中のパーティクル及び、ガス除去を行うエアフィルタやケミカルフィルタ、パーティクルを測定するカウンタを取り扱い、これまで多様なニーズに応じたクリーン環境の実現に貢献してきた。
電子部品などの高精細化により品質管理が年々厳しくなる中、同社ではもっと手軽に取り付けたい、小さな高性能品が欲しいというユーザーニーズに応えるべく、チューブスクリーナーを開発した。
チューブスクリーナーは同社のチューブ継ぎ手技術、ワンタッチ着脱を採用。また、樹脂製チューブの柔軟性を活かした曲げ配管が可能で、様々な複雑形状の機器装置内にもクリーンエア供給を実現する。そのほか、耐圧規格適合品で安全性追求、ワンタッチ接続でユーザー自身で簡単に交換が可能な点も特徴だ。
さらに、高圧エア処理により、ガス除去力も向上し、コロージョン(腐食)対策や酸・アルカリ成分、オゾン、殺菌ガスの除去に最適なケミカルフィルタとなっている。
同社はこれからも長年培ってきたガスコンタミネーションコントロールシステムで、様々な分野でヒトとモノに最適な環境を実現し、地球社会の未来に貢献していく。
2021年11月04日