＊この記事はゴム・プラスチックの技術専門季刊誌「ポリマーTECH」に掲載されました。
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特集1 ゴム金型技術の活用方法と現状を追う
ゴム金型におけるレーザクリーニング装置の適用
東成イービー東北㈱ 佐々木伸也
1．はじめに
ゴム金型は、ゴム成形製品において外観上、機能上の品質及び性能、また歩留まり等生産性を左右する重要な工具である。ゴム成形を行う金型加硫成形工程においてゴム金型を繰り返し使用することにより、汚れが発生、蓄積していく。その汚れが原因となり、金型からの成形品の型離れ性の悪化や外観上及び機能上の品質、性能の低下、生産性の低下などの問題が発生する。金型は製作するのに高額なコストがかかるものであり、成形品（製品）の価格を抑えるためには長期間にわたり同一の金型を生産で使用する必要がある。長期間の生産性の確保、品質や性能の維持をしていく
