TOYO TIREは11月10日、米国タイヤ販売子会社Toyo Tire USA(以下、TTC)ならびにメキシコタイヤ販売子会社NT Mexico(以下、NTM)とともに、11日から20日の6日間、メキシコのバハ・カリフォルニア州で開催される第54回「SCORE BAJA 1000(バハ1000)」に参戦する選手とチームに対し、同社製ピックアップ/SUV用オフロードタイヤ「オープンカントリー」シリーズを供給し、同レースでの活躍をサポートすると発表した。
毎年11月に開催される「SCORE BAJA 1000」は、世界屈指の過酷なオフロードレースとして知られている。同レース参加車両は、メキシコのバハ・カリフォルニア半島の都市、エンセナーダを出発し、全行程約1000マイル(約1600km)を昼夜問わず駆け抜ける。制限時間内に半島を一周し、ゴールラインに戻ってくるためには、山岳地帯や砂漠地帯の荒れた路面も高速で走破できるドライバーの高度なテクニックと、それに応えるオフロードタイヤが不可欠となる。
今年のSCORE BAJA 1000には、同社グループがサポートする世界的ラリードライバーのケン・ブロックが初めて参戦し、2019年SCORE BAJA 1000優勝のアラン・アンプディア選手、弱冠16歳の若きオフロードレーサーであるジャックス・レッドライン選手とともにチームを組み、SCORE BAJA 500で使用した車両で再びレースに挑む。このほかにも、今年のSCORE BAJA 400を優勝したブライス・メンジス選手など、サポート契約を結んでいる各選手、各チームの車両がレース用にチューンアップした「オープンカントリーM/T―R」を装着し、優勝をめざす。